松山競輪「スポーツニッポン杯争奪戦(FⅠ)」は4月22日、第12Rで決勝戦が行われ、高橋築(33=東京)が杉浦侑吾の先行を差し切って完全V。24年12月西武園FⅠ以来となる優勝を飾った。
2着は杉浦で関東ワンツー。3着は守沢太志で人気サイドの決着だった。

スポーツニッポン杯を制して優勝カップを手にする高橋築
GⅠへ弾みつけた
流れはバッチリだ。高橋築は初日特選、準決と前が逃げてくれて1着。決勝も最高の流れが巡ってきた。橋本優―角―掛水―小原―杉浦―高橋築―守沢で周回。残り2周で杉浦は橋本優に突っ張られ5番手に戻る。橋本優がペースを緩めたところで杉浦が打鐘過ぎカマシ。最終ホームは杉浦―高橋築―守沢で出切る。ゴール前で高橋築が差し切った。
「杉浦君がいつも通り、強い踏み方だった。地元より展開がいいですね」
3月立川FⅠ決勝で落車して以来の競走だったが、影響を感じさせなかった。
「ケガしたなりにトレーニングとか新しいことをやってきたのが良かった。自力の決まり手がなくなったけど、全部あるのが理想。そのへんもあったので」
次走はGⅠ日本選手権(5月1~6日、平塚)。Vで最高の弾みがついた。
「GⅠはまた違うものだけど流れがいいまま行ける。GⅠはまだ準決勝に行けてない。自分の力で勝てるよう、そのへんを心がけて」
強力な関東の一員で戦法の幅広さは頼もしい。大舞台でも存在感を示してもらおう。(亀田 克也)
◇高橋 築(たかはし・きずき)1992年(平4)5月8日生まれ、神奈川県出身の33歳。日本競輪選手養成所109期。2016年7月取手でプロデビュー。通算成績は702戦211勝。S級初優勝は21年11月松戸。通算優勝は16V。1㍍73、80㌔。血液型O。


